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2021年2月19日　JCIC年次会合を開催
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2021年2月19日、JCIC会員企業を対象に年次会合を開催しました。当日は、約40名のサイバーセキュリティに関わる方々がオンラインで参加し集まり、「利便性とセキュリティのリバランス」をテーマに議論を行ないました。

冒頭の基調講演では、NTTセキュリティ・ジャパン代表取締役社長の与沢和紀氏が「定着するリモートワークとサイバーセキュリティ。世界の企業はどう動いているのか」と題した基調講演を行いました。また、デジタル改革担当大臣の平井卓也氏より、JCICの経営におけるセキュリティの課題に取り組む活動を応援するビデオメッセージをいただきました。

パネルディスカッションでは、「経営層に求められるリバランス」をテーマに、経団連産業技術本部長の吉村隆氏、日本ユニシスCISOの宮下尚氏、 PwCコンサルティングの丸山満彦氏、マイクロソフトコーポレーションの花村実氏が登壇し、司会をJCIC梶浦代表理事が務めました。冒頭にJCIC上杉主任研究員より最新レポート「2025年に向けた利便性とセキュリティのリバランス」の説明がありました。その後、リモートワーク普及に関する活動内容、テレワークに取り組んだ事例や経営視点のセキュリティの考え方が共有されました。また、利便性とセキュリティの両立を追求する際に注目されている「ゼロ・トラスト」という考え方とは何か、マイクロソフトはどのような取り組みをしているのかという説明がありました。本ディスカッションの中では、次のイノベーションに向けて、どのようなことを考えなければならないのかという提言や成功体験が共有されました。

今後もJCICでは、安心安全なデジタル化社会の結節点になるべく、様々な活動を進めていきます。