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JCICイベントレポート

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JCIC 朝食会レポート(2020/07/30)
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2020年7月30日(木)、竹中平蔵氏(JCIC理事、東洋大学教授、慶應義塾大学名誉教授)をお招きし、「コロナの時代にグローバル・リーダーはサイバーセキュリティをどうとらえているか」をテーマにした朝食会を開催しました。当日はJCIC会員企業、JCIC理事など22名が参加しました。

竹中氏からは、「起こりかけていた変化が一気に加速すると、今後は社会的な構造問題が生じる。デジタル利活用の新しい格差が生じるため、デジタルミニマム(最低限度のデジタル環境基準)やサイバーセキュリティの重要性が増すだろう」といったお話をいただきました。

また、先般の国会で成立した「スーパーシティ法」については、今までのスマートシティは個々のテクノロジーの実験の意味合いが強かったが、スーパーシティでは社会全体に「実装」する目的が込められているとのことでした。このスーパーシティ構想の実現のためには、「全体を見るアーキテクトが必要となり、サイバーセキュリティも考慮していかなければならない。また、首長などのリーダーシップとアーキテクトのコンビネーションが鍵になってくる」という説明がありました。

参加者からはリスク定量化の必要性、デジタルディバイドの問題に取り組むべきなど、活発な質問や意見が出ました。今後も、アフターコロナの時代におけるデジタル社会実現のために、積極的な意見交換を実施していきたいと考えております。


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